ブレーキディスク技術の新たな基準、
硬質金属クラッド
ブレーキ摩耗粉塵規制が現実化しています。コーティング技術の進化に伴い、それを支える研削技術の重要性も高まっています。KJSTがその答えを提示します。
ユーロ7 — 排ガスからブレーキ粉塵へ
ユーロ7規制は自動車業界の環境基準を再定義します。従来の排ガスに加え、走行中に発生するブレーキ摩耗粒子(PM10)も対象となります。EVも例外ではなく、車両重量の増加により粉塵管理の重要性が高まっています。
自動車業界共通の課題
欧州を起点に主要市場へ段階的に拡大。新しいディスク材料と加工技術が求められています。
EVも例外ではない
車重増加により、高負荷制動時の粉塵管理が重要課題となっています。
硬質金属クラッド — 答えはあるが、研削が課題
レーザークラッディングにより鋳鉄ディスク表面にタングステンカーバイドなどの超硬合金を被覆する技術は、粉塵低減の有効手段として注目されています。しかし、コーティング後の精密加工は依然として課題です。高硬度により加工難易度が上がり、従来研削ではμmレベルの精度確保が困難です。
主要技術課題
超高硬度クラッド層は工具摩耗を加速させます。精度・面粗度・生産性の同時達成は依然として難題です。
超高硬度コーティング — 工具摩耗の加速
約1,500HV以上の硬度により従来工具の摩耗が早く、安定加工が困難です。
クラッド専用加工データ不足
CBN砥石の粒度・結合剤・濃度などの最適データが不足しています。
超精密と量産の両立
μm精度と生産性の両立には高度なプロセス制御が必要です。
25年の技術蓄積に基づく研究開発
KJSTはブレーキディスク研削盤の技術を基盤に、クラッドディスク専用ソリューションを研究しています。
専用CBN / ダイヤモンド砥石の開発
クラッド層の超高硬度特性に基づき、結合剤と粒度を最適化設計。工具寿命・加工安定性・表面品質を同時に向上させる専用ツーリングソリューションを提供します。
クラッド専用両頭研削盤
PMモーター直結駆動により省エネ性能を向上し、高剛性構造と精密制御によって超精密研削を実現します。
All-in-One ターンキーソリューション
旋削から測定までブレーキディスク後工程全体をカバーする統合ターンキーラインにより、高精度と量産性を安定的に両立します。
